シーソーで折った左手の記憶

幼少期
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今日は日曜日。外は静かで、風の音だけがゆっくりと流れています。
こんな穏やかな日には、どういうわけか、遠い昔の記憶がふっと浮かんできます。

たぶん、幼稚園の年長さんの頃だったと思います。
近くの小学校の校庭で、みんなとシーソー遊びをしていました。
笑い声が響く中、少し勢いがつきすぎたのか、
気がついたら片方の端からふわりと宙に浮き、そのまま地面へ落ちていました。
左手の骨を折ったのですが、不思議と痛みはほとんど覚えていません。
ただ、家まで歩いて帰る途中、
どこからともなくテレビのCMソングが頭の中に流れてきて、
そのまま気を失った——そんなかすかな映像だけが残っています。

ギプスで過ごした幼稚園の日々

それからしばらく、白いギプスをはめて幼稚園に通いました。
硬くてごつごつした感触が、子ども心にはちょっとした誇らしさでもありました。
「これ、すごいだろ」と友達に見せびらかしたり、
ときにはそのギプスで友達を軽く叩いては笑い合ったり。
いま思えば、あの頃の痛みも、遊びのひとつになっていたのかもしれません。
不便なことも多かったけれど、
あの頃の自分は、それすらも楽しんでいた気がします。

時代とともに変わる治療法

あれから何十年も経って、再び骨を折ったのは50代の頃。
今度はバイクで転んで足首を折ってしまいました。
久しぶりの整形外科で驚いたのは、
もうギプスではなく“シーネ固定”という新しい方法になっていたこと。
素材も軽くて扱いやすく、
時代の流れとともに治療の形も変わっていくのだと、しみじみ感じました。

変わらないもの、変わったもの

孫たちは幸い、大きな怪我もなく元気に育っています。
転んでも、すぐに冷却シートや湿布を貼ってもらって、
「もう大丈夫」と笑っている姿を見ると、
今の時代は本当に安心で、恵まれているなと思います。

けれど、ときどき思うのです。
少しぐらい転んで泣いたり、
傷が治るまでの時間をじっと待つことも、
人生のどこかで大事な経験になるのかもしれないと。
痛みを知ることで、優しさも育つ。
そんなふうに感じます。

今日も、そんなことを思い出しながら、平凡な日曜日がゆっくりと過ぎていきます。
変わるものと、変わらないもの。
どちらも大切に抱えながら、今日という一日をそっと閉じました。


今日のひとこと

昔の痛みも、今では懐かしい思い出。
今日も無事に過ごせたことに、そっと感謝したいですね。

 

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